海鮮類においては、解凍時のドリップが出ない、変色、乾燥がない、生臭さが残らないなど、今までの解凍時の問題を解決。もっとも効果を発揮するのが長期鮮度保持が出来ることです。生で食べる魚介類は鮮度良く保存することが一番重要な点でした。さらにマイナス温度下での保存なので長期鮮度保持しても菌繁殖の心配がない、という大きなメリットもあります。現在、全国の水産加工業、鮮魚加工業、寿司店、回転寿司店など、魚介類を扱う様々な業種でハイチルドは活躍しています。

解凍効果

−20℃前後で冷凍してアルいくらブロックを解凍することは大変な作業です。従来の流水解凍では、旨み成分は抜け、粒も崩れていました。ハイチルド解凍は水を使うことがないので、旨みをしっかり残して解凍することが出来ます。
<従来の流水解凍>
シンクに水をため、その中にブロックを入れて解凍。1日100ブロック以上、使用する水は2〜5トンほど。
ドリップも多く流出し、生臭い匂いも強い。
1粒1粒の形が崩れているイクラもある。
<ハイチルド解凍>
−1℃設定で解凍開始。解凍15時間後、アイスピックが上下に刺さるくらいまで、解凍できている。変色、匂い、ドリップはなし。
26時間後解凍終了。粒も崩れていなく非常によい状態で解凍できている。水をいっさい使わないので、旨味、鮮度を損なわずに解凍できる。

変色

黒変しやすく、鮮度良く解凍するのが難しかったブラックタイガーもハイチルドでは、入れて置くだけで、乾燥もなく解凍できます。
解凍前の状態でマイナス30℃位。中には最初から黒変しているものもあった。ブロックのままビニール袋に入れて箱の中に入れアルミ番重に入れ解凍開始。 解凍開始24時間でアイスピックが刺さるくらいまで解凍出来ている。ドリップはまったくなく、エビの色が全体的に出てきた。黒変は殆ど見られない。
解凍開始65時間、乾燥もなく表面につやが出てきた。ドリップ、黒変は見られない。
72時間後、エビを氷からばらして解凍から保存へ。
エビそのものもあまり良い状態ではなかったが、解凍時に黒変は見られなかった。またその後の保存においても黒変は遅く、乾燥もなかった。最初から黒変していたものは劣化が非常に遅かった。

熟成効果

冷凍カニを常温で解凍すると、ドリップが出てせっかくの旨味成分が流出してしまいます。ハイチルドなら、入れて置くだけで、解凍・保存・熟成と美味しいカニに仕上がります。
<ホテル内でのカニ食べ放題>
主に、ズワイガニ、タラバガニ、毛ガニを使用している。
カニをアルミ番重に入れ、解凍開始。基本的には24時間以内で解凍できるが、その後2、3日ハイチルドで保存熟成を行う。ハイチルドに入れることで味がマイルドになる。
ハイチルドでカニを解凍保存する際のメリットは、@手に匂いがつかない。A身離れが非常に良い。Bハイチルドで1週間保存しても匂いがない。
また、配送業務に置いても、従来冷凍したカニを送ると、着いた時には自然解凍した状態になり、ドリップの流出、匂いなどが有り、「お店で食べたカニと違う」という苦情が出ていた。しかしハイチルドで保存したカニを送ると、生臭さもなく、大変評判が良く配送業務の需要が多くなっています。

鮮度保持

生で食べる食材はなんと言っても鮮度を保つことが大切です。せっかく高級な商品を仕入れても、その後の保存がうまくいかなければ、どうしようもありません。ハイチルドで解凍、保存すれば、変色、乾燥、匂い移りなく鮮度の良い状態でお客様に提供できます。
<マグロ>
14〜18時間で解凍終了。ドリップ、匂い、変色なしで解凍できる。均一に解凍できているのでスライスしやすい。赤身マグロも色飛びがないのでいつも美味しそうな色を保つことが出来る。
<サーモン>
16時間で解凍終了。少し固めに解凍できるので作業しやすい。スライスした後、ラップをして保存。重なった部分の変色などは見られない。
<ズワイガニ生>
18時間で解凍終了。流水解凍では旨味が抜けてしまうが、ハイチルドによる解凍だと旨味がしっかり残っている。ラップをしてアルミ番重で保存すれば翌日も新鮮な状態で使用できる。
<甘エビ、ボタンエビ>
18時間で解凍終了。バットに一匹ずつ移して保存。頭部の黒変などはまったく見られない。身がしっかりとしていて噛んだときに甘みが広がる。
<アジ>
鮮魚のため従来はその日に使い切ることが原則。翌日に持たすと色が飛んでしまい匂いも出てくる。しかしハイチルドで保存すると、翌日も同じ状態で使用できる。また味がマイルドになり鮮魚の美味しさを引き出すことが出来る。
<タコ>
20〜24時間で解凍終了。一度解凍して切り分けてから再度冷凍保存。それを解凍し生食用として解凍。解凍終了時、中心部と表との固さが同じなので包丁が入りやすく作業がしやすい。この状態で3〜4日保存が可能。