肉類においては、長期鮮度保持が出来る、ドリップがでない、変色しない、熟成効果で旨味が引き出される、菌繁殖の心配がない、などの様々な効果が期待できます。現在、全国の畜肉加工業、とんかつ店、焼肉店など、肉を扱う様々な業種でハイチルドは活躍しています。


ドリップの流出

従来の注水解凍では、袋の半分がドリップに浸り、旨味成分は抜け、鶏肉独特の匂いも出ていました。当日使い切れなかった鶏肉は、翌日に持ち越すことは出来ませんでした。
<従来の流水解凍>
シンクに水をため、その中に食材をつけて解凍。1日に使う水の量は3〜5トン。
袋半分は旨味成分のドリップで浸ってしまう上、鶏肉独特の臭みが強く味も素っ気もない。翌日への持ち越しは出来ない。
芯温は4.7℃。
<ハイチルド解凍>
−1℃設定で解凍開始。解凍16時間後、アイスピックが上下に刺さるくらいまで、解凍できている。表面と芯温は同じ−2℃。
21時間後解凍終了。ドリップゼロで匂いも出ていなく、変色も見られない。非常に良い状態で解凍できている。

変色・乾燥

焼肉店などでは、肉を事前にスライスしておき作業時間の短縮をはかりますが、普通冷蔵庫での保存では、変色・乾燥・匂い移りと良い状態で保つことは難しいことでした。ハイチルドでは、マイナス温度と高電位の力で、問題点を解決した保存が出来ます。
<カルビ>
切ってからアルミ番重に入れて保存する。変色、ドリップなしで乾燥もない。
<牛タン>
従来は1日で黒く変色するが、テクノエナジでは変色、乾燥せず3日は日持ちする。
<牛レバー>
保存3日目。色がきれいで乾燥がなく水々しい。ドリップに浸ることなく新鮮な状態で保存できる。
<ホルモン>
ドリップの量も少なく身もしっかりとしている。ラップをして乾燥を防ぎ、2〜3日は保存可能。

熟成効果

低温下での食品管理は、風味が増しまろやかになる熟成効果が認知されています。ハイチルドでは、低温帯と高電位でより安定した熟成効果を発揮し、素材にあった的確な効果が期待できます。
<とんかつ肉>
筋などをきれいにカット。仕入れてから3日間はハイチルドの中で熟成させる。この間ドリップなしで熟成でき、もちろん重なった部分の変色もない。普通冷蔵庫で保管すると番重の底にドリップがたまってしまう。
一切れずつカットして、アルミ番重に入れ保管。以前はお客様の入り具合で、売り切れで迷惑をかけたり、売れ残りが出たりだったが、ハイチルドでは鮮度を保ったまま保管できるので、お客様の入り具合を気にすることなく、ロスも出ない。
普通冷蔵庫で美味しく熟成させることは、容易なことではありません。バクテリアによる熟成では、腐敗してしまうおそれがあるからです。肉は「腐る直前が一番美味しい」と言いますが、腐ってしまえば商品価値はありません。しかも熟成の選考する脂身は、赤身部分が熟成していくうちに目減りしてしまいす。ハイチルドでは、脂身をしっかり残しながら熟成するので、脂ののったジューシーな肉に仕上がります。もちろん、脂身と赤身が同時に熟成するので、「脂身だけ熟成しすぎている」状態や「赤身がまだかたい」という状態にはなりません。